今朝の空は白い波雲が覆っている。
その雲の切れ目には透き通る青い空。
今日もよく聞こえる。目に映る。
チュンチュンと探し物をする鳥の声。
駅に向かう私を、後ろからリズムよくが抜きあっという間に遠くなる足音。
垣根の向こうの梅の蕾、色褪せた花の残る椿。いっぱいに実がついている金柑。こぼれるように紅色たわわについた千両の実。
今日もいい感じを認識する。
さっきも感激するメールが届いたし。
少しだけ意識を変えた朝のルーティンを思い出しウキウキした。
海に出る。
雲を透かした光はさくら貝色に。
水平線に浮かぶ島は黒くくっきりと。
蒼い海は今日は膝丈サイズの波。少しのサーファーがいて、少し沖にはサップと棒釣の小舟が浮かんでいる。
裾野まで白い富士山は、その姿は中腹までで低い空なのを標していた。
そんな景色を電車窓から眺めている。
先週から電車のお客さんも中国の方が多い。
家族、友人、もっと大人数。賑やかに楽しそうに車窓からや車窓内の写真や動画を撮っている。
そういえば、浜辺や海岸沿いを歩く人々も訪問者のようだ。
明日から中国では春節だ。
新年のお祝い。
春のエネルギーが私にも届いた。
ありがとう。