火の星へ 宇宙船に乗り 秋の夢 瞳を閉じても、閉じなくても、 彼の姿が、声が、 私の身体中を流れている。 彼の波動が、私の中の血潮のように、 循環している。 私は夢を見たのか。 見ているのか。 彼が登場した瞬間から、 彼 →
火の星へ 宇宙船に乗り 秋の夢 瞳を閉じても、閉じなくても、 彼の姿が、声が、 私の身体中を流れている。 彼の波動が、私の中の血潮のように、 循環している。 私は夢を見たのか。 見ているのか。 彼が登場した瞬間から、 彼 →
開きつ窓 ミルクの膜揺れ 秋の音 もともと、牛乳好き。 乳牛がいそうなところでは、ご当地の牛乳を飲むのが楽しみである。 そして、もともと、冷たいものより、温かいものの方が好き。 冷え性だし、内臓を冷やさない方が良いと思っ →
飾らない 少しは飾って! 食欲の秋 秋深し。 食欲の秋から。 私は、お刺身が好き。 私は、調理をすることは苦手だ。 そのためのお買い物も苦手。 だって、浮かばないんだ。 何を作ろうか。どう作ろうか。だからこれをこの段取り →
その深き 紺紫の 巨峰なり 私は、巨峰が大好き。 最期に口にする物は巨峰がいい。 残暑というか、初秋というか、そんな活動性の高い季節に実る。 うっかりしてると、その季節が終わっちゃうのよ。 待ちに待ってたのに、目先の慌た →