MARS

火の星へ 宇宙船に乗り 秋の夢

余韻が醒めない。

瞳を閉じても、閉じなくても、

彼の姿が、声が、

私の身体中を流れている。

彼の波動が、私の中の血潮のように、

循環している。

私は夢を見たのか。

見ているのか。

彼が登場した瞬間から、

彼の次元にシフトした。

煌めいた光の中で彼の声が響いている。

『愛しています』

と優しい笑顔で何度も言っていた。

彼の言葉は真実だった。

私は、恍惚の中にいた。

これは夢ではない。

「今」もそれを意識すればそこにいける。

もう、戻れない。

その波動を感じてしまったから。

私は乗船を許されたクルー。

同じ時空間を共有した。

私は乗船を許されたクルー。

私の波動が上がれば、もっと近くに行ける。

tuningするのは私次第。

私自身がそれを選択するのみ。

それが宇宙の法則。

彼の声が姿が、波動が私の中を巡っている。

『愛しています』と。

私は愛に包まれている。

宇宙に感謝。

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