地も空も 銀杏に染まる 小春かな
この日は小春日和。
本当にluckyだった。翌日は冷たい雨の予報。
相変わらず心の中のもやもやは薄く立ち込めている。
この心模様とも仲良くしてますよー。
ちゃんと味わっています。
行動しなければ何も変わらないので、ちょっと重たい心に気合いを入れて動く。
といっても、楽しみな予定。
久しぶりに昔からの友と会う。
青春時代の友は会わなかった時間を直ぐに取り戻せる。
共有しない時間がある程、埋め合わせする言葉は多くなり、話たい内容もあっちこっちと飛ぶけれど、次々と言葉が浮かんでは飛び出していった。
心のどこかの見えないところに押し込めていた、見たくないモノがひょっこり顔を出してきて、重たい想いなのにするっと言葉で出ていった。
そんなことがあったんだ。大変だったね。よくやったね。
青い頃の自分達。
それぞれに自分の道を歩き、色々な経験の色を重ね、今の色に染まった。
お互いに、目尻のシワが出来たけど、
私を見ている瞳の奥はあの時と同じ。
昔もよく、街をぷらぷらした。よく食べたし、よく喋った。
今回も、ぷらぷらと街を歩いて、よく食べて、飲んで、おしゃべりした。
あっという間に小春日和の一日が暮れていった。
心を解凍してくれる友がいる。
なんて幸せなんだろう。
感謝。