ホトトギス 姿を見つけ 心鳴る
名前、花の姿、色、葉の形、みんな好き。
ホトトギスには、幾つもの種類があるようだ。
山野草なのでとても素朴。その素朴さが魅力でもある。
去年の秋、株分けしていただいたものを地植えして、そうした事をすっかり忘れていた。この春に雑草で賑わっていた庭の草むしりを、無心でムキになってやった事は覚えている。
そして秋が来て、そうだ、この辺にホトトギスを植えたんだ、という事に気づいた。
あゝ・・・・
植えたはず。全部抜いちゃったか⁈その辺りを探した。
一株だけ、見つけた。良かった。
種がついて増えてくれる事を願う。
ホトトギスとの出会いは?
忘れてしまったけど、多分、仕事先でだったと思う。
築は経っているようだが、素敵な設計の木造のお家、近くに小山があり小川が流れているそんな環境だったと記憶している。
そのお宅の庭先でその姿を見つけ、庭の手入れに出ていたご主人の方に教えてもらったような・・・
忘れているだけで、意識していなかっただけで、見ていたかもしれないと思った。
子供の頃暮らしていたところは、山も川も近くにあった。一緒に祖母たちも暮らしていた。祖母は園芸が好きで、今思えば素敵な庭造りをしていたと感じる。その庭や家の近所にも山野草は普通にあっただろう環境だ。
私の潜在下には、そんな環境の影響があるのだろうという事に気づいた。
ホトトギスに戻るが、山野草好きの私は、その姿、名前からファンになった。
気づいたら、自宅の裏にも自生していた♡
季節の楽しみ。
花の季節でなくても、その葉の姿を追っている。
裏のホトトギスに気づいた年は、沢山株があったのに、天候のせいなのか、気づくと葉枯れしていることもあった。
今年も可憐に花が付いた。思う。株が少なくなっている。
同じ環境下で一緒に生きている。
これも、メッセージ。
どう読む?