会いに行く 心の泉 冴える朝

今朝、なんだかどうしようもなく書きたい気分になって、ペンを持った。

初め、言葉は出てこなかった。

何でもいいの。浮かんできた言葉を表した。

ペンが重たかった。

自分の気持ちをなんでもいいから素直に表してみようと思った。

私は、書くのが好き。

ペンを持って、書くのが好き。

自分の字が、綺麗に書けた時は嬉しい気分になる。

自分のことが好きな瞬間だ。

ゆっくり丁寧に書けば、心も入りその形も美しくなる。

だが、のんびり屋の私なのに、書くときはせっかちになってしまう。

思い浮かんだ言葉を、早く書き留めないと、忘れてしまうからかな。

だからなかなか、自分の気に入った字を表現することは難しい。

だから、綺麗に書けた時は嬉しいのだ。

そして、それができる私が好き。

字を書くということは、「書道」と言う道があるように

ただ書くだけではない、意味、心がある。

字を書くときの気持ち。字となって現れた形。

そうやって自分の中の言葉が、表に形となって現れた時、

字は、私を表現するものとなった。

字は、私のアバターである。

気に入った服を着たいように、ヘアスタイルがキマると気分がいいように、

字も気に入った形で表現したい。

何十年も字を書いてきた。

気に入った字を書くために、ツールの相性があることに気がついた。

ペンの太さ、重さ、色や形。

私は、そういうものに影響を受けている。

今はお気に入りのペンが見つかったので、そのペンを使うと気に入ったように字を表現できるようになってきた。

だからそのペンは、私の大事な友である。

私は大人になっている今でも、アニミズムを感じる。

(アニミズムとは一般的には生物、無機物を問わず全てのものの中に霊魂もしくは魂が宿っているという考え方。幼児の成長過程に見られるもの)

同様に、ノートも同じである。

書きやすい紙、サイズがある。

朝、私は自分の中の心の泉に会いに行く。

もう既に、言葉が溢れている時と、

静かにして言葉が湧いてくるの待つ時もある。

その泉は、私の潜在意識なんだろう。健在意識の場所にある。

朝、覚醒したばかりで、情報が入って来ていないピュアな時に

心の泉に会いに行く。

潜在の私からのメッセージ。

大切な想い、言葉だから

お気に入りのペンで、お気に入りのノートに、

字を、言葉を表していく。

私が現れる。

今日の私、どんな感じ。

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