春の音

雲の譜線 飛行機や鳥 春の音

立春が過ぎた。

日差しは春を感じさせるけれど風は冷たい。じっとはしていられない。

見上げた空の青は深く遠い。

飛行機雲が並んでいた。

高度も、通った時間も違うのだろうけれど、

規則正しく雲の線が引かれていた。

よく見ると、飛行機が過ぎ、鳥が大空を舞っている。

意識をしたら、飛行機の音や鳥の声も響いていた。

意識をするって、今を感じることだ。

意識して、どこかのスイッチを入れたらその感覚がオンになる。

でも、スイッチを入れた部分の感覚しかオンにならない。

例えば、こんなに冷たい空気のことは、その時は忘れていた。

今振り返っても、音を思い出せば冷たさは忘れていて、冷たさを思い出せば音が消えている。

ヒト(私)の不器用さに気づく。

でも、今はそんな不完全さが楽しく感じる。

完璧でない高次のつくりもの。

わざとかな。

その不完全さは、愛嬌があるし、次へのステップになるし、あそび(余裕)である。

そう考えたら、高次はわざとそうつくったのかも、と思えてきた。

空の音。

雲の譜線、飛行機や鳥の音符も

見る角度では全然違うメロディになる。

意識の仕方で、映し出される自分の世界は様々である。

楽しいな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    • ブログを読んでくれて、コメントをくれて、ありがとうございます。とても嬉しいです。ブログは、書きたくなった時に書いています。私は宇宙のエネルギーの表現者の役割、のような気がしています。なのでこのウェブは、意味があって届く、繋がると思っています。周波数が合いましたね!ありがとう!