薄鈍

岸辺にも 薄鈍色の 昼下がり

窓からは、朝からどんよりと雲空。

冷たい空気を感じさせる。

こんな日は体も重い。眠い。何もしたくない。

頭も体もオフモードになってしまう。

やらなきゃいけないことは沢山あるのに。

なんとなく、だらだらと用事を済ませた。

こんな時は、思いきって外へ出た方がいい。

休日だというのに人影まばら。

寒いしね。

海はいつもと変わりなく

岸辺に波が、寄せては戻っていく。

地球の呼吸。

不変なリズムの繰り返し。

冷たい空気と空色だが、陽の気配がある。

愛に包まれていると感じる昼下がり。

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